稲美町放課後児童クラブ概要と保育方針

◇稲美町放課後児童クラブ保育基本方針◇

(はじめに)

 放課後児童クラブは、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校等に通う子どもたちに、家庭に代わる生活の場を確保し、適切な遊びや指導を行うことにより、児童の健全な育成を図るとともに、保護者が安心して仕事と子育ての両立ができるよう支援するための施設です。


(保育方針)

  1. 十分理解すべき基本的な視点に関して
    1. 児童は、一人一人の年令、家庭及び生活環境が異なり、性格や体格及び考え方も様々である。
    2. 支援員等は、児童クラブに通う児童の生活を見守り、適切な遊びを通して成長や発達を支援する職務である。
  2. 児童の健全な保育に関して
    1. 児童クラブ利用児童の健康状態を日常的に把握する。
    2. 遊びを通じた児童の健全保育に努める。
      1. 集団での生活を通じて、子どもたちの情緒の安定を図り、自主性、社会性を培う。
      2. 子どもたちの状況に即した適切な遊び(自由遊び、室内遊び、全体遊びなど)を指導する。
      3. 季節に応じた行事を工夫しながら適宜実施する。行事を実施するにあたっては、その目的や性格を明らかにし、児童を主体に無理のない計画を立てる。
    3. 児童一人一人を大切にした生活づくりに努める。
      1. 児童の年令に相応しい基本的な生活を児童と協同してつくりあげていく。
      2. 児童クラブでの遊びを中心とした取り組みやグループ活動等において、児童それぞれが果たす役割を様々な場面で準備し、児童を中心に据えた集団をつくり、次第に自主性や社会性も育つように働きかける。
      3. 支援を必要とする児童を受け入れるに際し、保護者をはじめ関係者と十分に連携を取り合い、その児童の必要とする支援がどのようなものであるかを十分に理解し、どのような保育上の配慮が必要かを認識しておく。
    4. 児童クラブでの生活の充実に努める。
      1. 児童の生活の様子や実態・意識・要求との関わりを十分に検討して、月間及び年間の保育計画を作成する。
      2. 前項による豊富な活動内容によって児童一人一人の毎日の継続した生活がより広がり、深まるように努める。
      3. 前項を無理のないように取り組む。
      4. 児童の基本的生活習慣が身につくように、日常のあいさつだけでなく自分の持ち物は自分で管理し、身の回りのことは自分でできるという身辺の自立に向けた指導を行う。
      5. 児童クラブの生活で最も中心的な活動は遊びである。遊びは自由で自発的であることがその本質であり、児童にとって最大の自己表現である事の認識をする。
    5. その他
      1. 様々な行事は、学校や地域行事とのかね合い等についても十分配慮する。
      2. おやつは発達・成長盛りの子どもにとって大きな楽しみのひとつであり、また、三度の食事では不足するエネルギー源を補う重要な役割を果たす事に十分配慮する。
  3. 児童の健康管理と安全の確保に関して
    1. 児童が発熱や嘔吐など異常が認められる場合は、その状態により安静とし、保護者への連絡、医療機関の受診など状況に応じ対応する。保護者に対して可能な限り正確な状況を報告する。
    2. 手洗い、うがいを励行し、おやつの衛生管理に留意し、感染症や食中毒を防ぐ。
    3. 児童自身が体調の異変を支援員等に訴えやすい環境づくりをしておく。
    4. 入所時は、保健調査票等を活用して保護者からできるだけ児童の状態を正確に把握する。
    5. 医師の指示による配慮が必要な場合は、学校に提出した書類(写し可)を出してもらい、保護者の了解のもとで対応する。
    6. インフルエンザ等の感染症流行時には、健康状態の観察に努め、手洗い、換気等の予防に努める。
    7. 学級閉鎖時は、家庭で健康管理をすることを原則とし、学校、家庭との連絡のうえ、相互の緊密な意思疎通を図り、医師の指示、保護者の協力のもとに予防に努める。
    8. 緊急時の受入れ医療機関等への連絡体制を整備する。
    9. 開所中は児童の所在を常に把握し、無断欠席や緊急時に直ちに連絡がとれる体制を築く。
    10. 児童の安全を確保するため、日頃から施設や設備の状態に注意を払い、児童クラブ内外の点検、備品や遊具等の点検を入念に行なう。
    11. 児童クラブ内外の危険物の除去や適正な管理、周辺状況に配慮し、事故の未然防止に努める。
    12. 火災・地震発生、不審者の侵入など緊急時の対応について日頃から準備(避難訓練、マニュアルの熟読、警察との連携、防災グッズ安全対策物品の常備など)し、児童の安全確保に努める。

以 上

キャレオス放課後児童クラブの運営ブランドについて

JeMS(ジェムス)ブランド

JeMSはサービス(運営)内容の底上げのため、以下を企業として標準化していきます。

  1. 支援員の質の向上のための研修体制
  2. 教室内環境の整備
  3. 教室内環境の整備
  4. 遊びや運動の「やり方」開発
  5. 障がいを含めた受容(インクルージョン)の促進

ロゴマークに込められた想い
放課後児童クラブを「木」に見立て、地域に根を張るインフラとして表現。 木に実る「原石」は子どもたちを表し、様々な大きさや形や色がある。 支援員は原石の特徴を残しながら磨くことで、オリジナルな輝きを導き出す。

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